霧環境評価試験施設とは

霧環境評価試験施設とは、各種機器の霧環境下における影響を評価する事ができる施設の事をいい、商標登録された霧環境実験施設・fogspace laboは、それに対応した施設です。

◎施設の特徴

・自然光のもとでの評価試験が可能です。

・夜間の評価試験も可能です。

・有効直線距離約50mの空間を霧の状態にします。

・霧の濃度はコントロールできます。

 

◎施設の概要

本施設は評価機器観察棟(計測室)・1号ガラス棟・緩衝棟・

2号ガラス棟 ・ 付帯設備により構成されます。

 

施設の内容

・評価機器観察棟ー計測室

    W:6.5m × L:7.6m× H:4.7m

・1号ガラス棟ー天窓電動開閉できます。

    W:7.5m × L:18.0m × H:4.2m

・緩衝棟ーここから大型機器等搬入できます。

    W:6.5m × L:4.6m × H:3.7m

・2号ガラス棟ー天窓電動開閉できます。

    W:6.5m × L:22.2m × H:4.1m

 

付帯設備

霧発生装置・霧発生システム設備

:霧発生機ー連発生時間は60分が目安です。

:噴霧流量ー30L~80L/1hr(1台あたり)

:霧の粒径は微霧の相当する26μmです。

:直線距離約50mの空間に霧を発生させることができます。

:霧の濃度は視程5m~100mまで調整することができます。

:視程5mの濃霧までの所要時間は5分~10分程度です。

:霧を晴らす所要時間は5分~10分程度です。

 

降雨再現設備

:水道圧を利用しているため水を貯める時間が必要ありません。

:直線距離約50mの範囲で降雨の再現ができます。

:1時間当たり雨量8㎜程度と25㎜程度の2種類の擬似雨を

降らせられます。

 

電源

:計測室 動力200Vコンセント1個 100Vコンセント6個

:緩衝棟 100Vコンセント4個

 

夜間用照明

:施設全体の照明は観察棟でコントロールします。

:観察棟(計測室)ー調光付きライト 蛍光灯

:ガラス棟・緩衝棟ー半防水型蛍光灯

 

計測室にある備品ー自由にお使いいただけます。

:ミーティングテーブル /椅子(レイアウトは自由です)

:ホワイトボード(1800×900)

:コードリール(30m)2個

:延長コード6本

:50m巻き尺 コンベックス

:カメラ/ビデオ用三脚

:スマートホン用三脚

:機器設置台(600×400×650)2台

:トランシーバー

:簡易道具 (スパナ、ドライバー、他)

:その他

 

Wi-Fi

:Wi-Fi使えます。

 

◎霧環境下における視程(自然光)

 

視程10m(目視)の霧

 

視程20m(目視)の霧

 

視程30m(目視)の霧

 

視程40m(目視)の霧

 

視程50m(目視)の霧


観察棟(計測室)から50m地点までの写真

50m地点から観察棟(計測室)を見た写真

夜間降雨再現写真

夜間実験状況